カラオケのビブラートの出し方


ビブラートの種類

一口にビブラートと言っても、色々な種類のビブラートがあります。

(ボックス型A)

小刻みに声を揺らすビブラートでちりめんビブラートとも言います。

アーティストでは、宇多田ヒカルさん、西川貴教(TMRevolution)さんがこのビブラートです。

カラオケの採点ではさらに分類されます。

A-1型 < A-2型 < A-3型(波が大きい)

(ボックス型B)

A型よりも波が緩やかなビブラートです。

J-POPの多くのアーティストがこのビブラートです。

カラオケの採点ではさらに分類されます。

B-1型 < B-2型 < B-3型(波が大きい)



(ボックス型C)

バラードや演歌などに多く、大きくゆったりとしたビブラートです。

カラオケの採点ではさらに分類されます。

C-1型 < C-2型 < C-3型(波が大きい)



(上昇タイプ)

徐々に音程が上がっていくタイプのビブラートです。

カラオケの採点ではD型となります。

(下降タイプ)

徐々に音程が下がっていくタイプのビブラートです。

カラオケの採点ではE型となります。

(縮小タイプ)

音の波が徐々に小さくなるビブラートです。

カラオケの採点ではF型となります。

(拡張タイプ)

音の波が徐々に大きくなるビブラートです。

カラオケの採点ではG型となります。

(ひし形タイプ)

拡張タイプと縮小タイプをつなげたようなビブラートです。

音の波が初めは小さく、徐々に大きく、そして徐々に小さくなるビブラートです。

カラオケの採点ではH型となります。


さらにカラオケ採点ではN型というビブラートをかけないノンビブ型があります。 スポンサーリンク


ビブラートのかけかた



ビブラートを喉だけでかけようとしても出来ますが、喉に負担がかかり、安定もしません。

横隔膜を使って、体でビブラートをかけるようにしましょう。

意識して繰り返し練習をすれば、だんだんとビブラートをかけられるようになって来るものです。

ビブラートは個性が出ると思いますが、曲調によってそれぞれのタイプのビブラートが使い分けられると、歌い手としての幅が広がります。

さらに声の出し方によってもビブラートの得意不得意が出て来ると思います。

低音、高音、チェストボイス(話声に近い低音)、ミックスボイス(地声と裏声の中間)、ファルセット(裏声)、どんな歌い方でもきれいにビブラートを出す必要があります。

僕は特にボイストレーニングでビブラートの練習とかしているわけではないですが、ビブラートをよくするアーティストの曲を歌い込むことでビブラートの練習をしています。

実際の曲の中で練習して、実践も兼ねるようにしています。

カラオケのビブラートが多い曲



ビブラートを使う曲はたくさんあります。

宇多田ヒカルさんや西川貴教(TMRevolution)さんの曲もそうですね。

平井堅さんは、ファルセット(裏声)をよく使う、柔らかい歌声のアーティストです。

柔らかい歌声からのビブラートは出しやすいと思います。

平井堅さんの曲を重点的に歌うようにすれば柔らかい歌声のビブラートの練習になります。

演歌のような、ゆったりとした曲調の曲もビブラートを出しやすいと思います。

でもビブラートも、ただ歌うだけでなく、ビブラートを意識しながら歌うことが大切です。


ビブラートのかけすぎには注意



カラオケ機の機械採点では、ビブラートをかけることで加点されることがあります。

ビブラートを長くかけるほど点数が高くなるのです。

機械採点の点数を稼ぐのにはいいですが、人の耳にはちょっと不自然に聴こえてしまうことがあります。

アーティストが歌うときのビブラートがちょうどいいですね。

ビブラートを効果的に使って、歌唱力を上げましょう。

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